模試は「勉強の健康診断」。結果を責めず、次の作戦を考えよう!

こんにちは!福岡進学塾、塾長の平木です!

模試の結果が返ってきたとき、皆さんはどこから見ていますか?

点数、偏差値、志望校判定。

よい結果なら嬉しいし、思うような結果でなければ悔しいですよね。

でも私は、生徒や保護者の方に、まずこんな話をしています。

模試の結果は、模試を受けた日の、その時点のデータです。

その子の未来を決めたものではありません。

だから、結果のよしあしだけで一喜一憂する必要はありません。

そして、模試の結果が悪かったという理由で、子どもを叱る必要は一切ないと私は考えています。

模試は「勉強の健康診断」です

私は、模試を健康診断のようなものだと考えています。

受験した時点で、何ができていて、どこに課題があったのか。

それを知るための材料です。

健康診断の結果を受け取ったら、大切なのは、その結果をもとに今後どうしていくかを考えることですよね。

模試も同じです。

よい判定だったから、もう何もしなくてよいわけではありません。

悪い判定だったから、もう合格できないと決まったわけでもありません。

結果は、これからの行動を考えるために使うもの。

過去のデータを、未来のために役立ててほしいと思っています。

過去の点数を叱っても、子どもには変えられません

「なんでこんな点数なの?」
「なんでもっと勉強しなかったの?」

お子さんの将来が心配だからこそ、言いたくなることもあると思います。

ただ、その言葉を受け取った子どもは、過去に戻って勉強し直すことも、終わった試験の点数を変えることもできません。

私は、そこで子どもの気持ちが、

「次は頑張ろう」

ではなく、

「また叱られるから、結果を見せたくない」

という方向に向かってしまうことを心配しています。

もちろん、原因を振り返ることは必要です。

過去を責めないことと、過去を振り返らないことは違います。

責めるためではなく、次に変えられることを見つけるために、結果を見てほしいのです。

結果が返ってきたら、反省会より「作戦会議」を

では、模試の結果をどう使えばよいのでしょうか。

本人と一緒に、次の作戦を考えてみてください。

「どこで点数を落としたのか」
「次は、どの問題を解けるようにしたいか」
「そのために、今日から何をするか」

例えば、英単語が分からずに解けなかったのなら、覚える範囲と取り組む時間を決める。

計算で間違えたのなら、途中式を確認し、同じ種類の問題で練習する。

そして、取り組んだあとに、できるようになったかを確かめる日も決めておく。

「次はもっと頑張ろう」だけで終わらず、何を、いつ、どうやるかまで具体的にする。

模試の結果を囲んで、親子や塾で作戦会議をする。

私は、そこに模試を受ける大きな意味があると思っています。

向き合うのは、過去の結果ではなく「今の行動」

もし厳しく伝える必要があるなら、過去の点数ではなく、作戦を決めたあとに新しい行動へ移れているかという部分です。

ただし、これは、

「決めたことをやっていなかったら、叱ればいい」

という話でもありません。

何から始めればよいか分からないのか。
一人では難しくて、途中で止まっているのか。

まずは、今どこで止まっているのかを確かめることも必要だと思います。

勉強していないことを叱るだけで、本人が勉強したくなるとは、私は考えていません。

大切なのは、これから動けるようにすることです。

できていないところだけでなく、できたところを見てほしい

勉強は、本人にとっていつも楽しいことばかりではありません。

苦手な問題に向き合うより、好きなことをしていたい日もあるでしょう。

だからこそ、できたことを見つけたら、ぜひ言葉にして褒めてあげてほしいと思います。

例えば、

「決めたところまで取り組めたね」
「前は分からなかった問題が、自分で解けたね」
「今日は自分から勉強を始めたね」

という声かけです。

点数が上がったときや、合格したときだけではありません。

その結果に向かって動き始めたことも、認めてあげてほしい。

できていない部分を見つけるだけでなく、今できている部分にも目を向けてほしいと思います。

「勉強しなさい」より、本人が楽しみにできる未来の話を

私は、生徒と将来の話をすることを大切にしています。

「この教科ができるようになったら、次のテストはどんな気持ちで受けられそう?」
「志望校に合格したら、どんな学校生活を送りたい?」
「その学校で、何に挑戦してみたい?」

勉強をした先に、自分が楽しみにできる未来がある。

そのつながりを、本人と一緒に考えたいのです。

「勉強しなさい」と繰り返すよりも、「自分もそうなりたい」と思える未来について話す方が、本人の意欲につながることもあると私は考えています。

模試の点数を叱らないことは、合格を目指すことを諦めるという意味ではありません。

合格に本気で向き合いたいからこそ、変えられない過去ではなく、これから変えられる行動に力を使いたい。

模試の結果が返ってきたら、責めるためではなく、次の作戦を考えるために開いてみてください。

そして、本人が踏み出した一歩を、一緒に喜んであげてほしいと思います☆


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