【2027年度 福岡の私立高校入試】専願・前期・後期の違いは?専願が有利になる理由も解説!

こんにちは!福岡進学塾、塾長の平木です!

今回は、福岡の私立高校入試についてお話ししたいと思います。

福岡地区の私立高校には、主に「専願入試」「前期入試」「後期入試」という3つの受験方法があります。

中学3年生になると、どの高校を受験するのかという話に加えて、

「専願入試の方が受かりやすいって本当?」
「前期入試とは何が違うの?」
「専願で不合格だったらどうするの?」

といった疑問も出てくると思います。

実は、この違いを知っているかどうかで、受験校の選び方も変わってきます。

今日は、少し詳しく説明していきます!

まず、3つの入試の違いを知ろう!

入試方式 特徴 2027年度の試験日
専願入試 第一志望として受験し、合格したら必ず入学する 1月26日(火)
前期入試 通常の一般入試。公立高校との併願にも利用できる 2月12日(金)
後期入試 前期の後に行われる一般入試。実施しない高校もある 2月20日(土)

※日程は福岡地区の私立高校入試です。出願期間や試験内容は学校によって異なります。

この3つの中で、特に知っておいてほしいのが「専願入試」の仕組みです。

専願入試は、一般的に前期入試より合格を目指しやすい!

福岡の私立高校では、一般的に、前期入試よりも専願入試の方が合格を目指しやすい高校が多くあります。

高校によっては、専願入試を選ぶことが、合格に向けて大きなメリットになる場合もあります。

では、なぜ専願入試は優遇されるのでしょうか?

理由は、実はとてもシンプルです。

専願入試は、合格したら必ずその高校に入学することを約束して受験するからです。

例えば、公立高校を第一志望としている生徒が、私立高校の前期入試を受験したとします。

その私立高校に合格しても、後から公立高校にも合格すれば、公立高校へ進学することが一般的です。

つまり、私立高校からすると、前期入試で合格を出しても、実際に何人が入学してくれるかは分かりません。

ところが、専願入試は違います。

その高校を第一志望として受験し、合格すれば入学してくれる生徒です。

高校側にとっても、入学を希望している生徒を確保できるというメリットがあります。

だからこそ、多くの私立高校では、専願入試に独自の合格判定や優遇制度を設けています。

ただし、ここには注意点もあります。

一部の難関私立高校では、専願入試であっても高い学力が求められ、必ずしも前期入試より合格しやすいとは限りません。

どの程度の優遇があるのかは、高校やコースによって異なります。

「専願なら絶対に受かる」というものではありませんが、多くの私立高校で専願入試が大切な受験機会になっていることは、知っておいてほしいと思います。

専願入試には、費用面の優遇がある高校も!

専願入試のメリットは、合格判定だけではありません。

高校によっては、専願入試の合格者や成績優秀者に対して、入学時の費用を軽減する制度を設けています。

例えば、福岡雙葉高校では、専願入試の合格者全員が、施設拡充費に相当する20万円の免除を受けられます。

学校によって対象となる生徒や条件は異なります。

こうした費用面のメリットもあるため、私立高校を第一志望として考えている場合は、専願入試の制度をしっかり確認しておきましょう。

専願入試には、内申点の出願条件がある高校も!

ここは、特に注意してほしいところです。

専願入試は、誰でも希望すれば受験できるとは限りません。

例えば、福岡大学附属大濠高校や西南学院高校には、専願入試の出願資格として内申点の条件があります。

福岡大学附属大濠高校

2027年度の専願入試では、中学3年生の9教科の評定合計が36以上、評定平均4.0以上であることが必要です。

西南学院高校

2027年度の専願入試では、中学3年生の9教科の評定合計が36以上であることが必要です。

9教科の評定合計36というのは、平均すると4.0、いわゆる「オール4」に相当する数字です。

ただし、9教科すべてが4以上でなければならないという意味ではなく、合計の条件です。

そして、大切なのは、

この内申点の条件を満たすことは、合格するための条件ではなく、受験するための条件だということです。

出願資格を満たしていても、入学試験の結果などによって不合格になることはあります。

専願入試を考えるときには、まず、その高校の出願資格を確認する必要があります。

前期入試は、私立高校の通常の受験!

前期入試は、私立高校の一般入試です。

公立高校を第一志望としている生徒が、私立高校を併願する場合にも利用する受験方法です。

例えば、

第一志望:城南高校
併願校:私立高校

という場合。

まず私立高校の前期入試を受験し、その後、公立高校の一般入試に挑戦するという流れになります。

もちろん、私立高校の前期入試を第一志望として受験する生徒もいます。

前期入試では、国語・数学・英語・理科・社会の5教科で学力試験を行う高校も多く、当日の得点が重要になります。

また、私立高校に合格した後は、入学申込金などの手続きが必要になる場合があります。

公立高校の合格発表より前に納入期限が来ることもあるため、合格後の手続きについても確認しておきましょう。

後期入試は、前期入試より厳しくなる場合も!

後期入試は、前期入試が終わった後に実施される入試です。

ただし、すべての私立高校が実施しているわけではありません。

後期入試は、前期入試よりも募集人数が少なく設定されている高校も多くあります。

そのため、前期入試よりも合格が難しくなる場合があります。

特に注意してほしいのが、

「前期で落ちても、後期があるから大丈夫!」

と簡単に考えないことです。

後期入試の募集人数や受験者数、試験科目は高校によって異なります。

前期入試で不合格だった高校に、もう一度挑戦できる場合もありますが、後期入試だから合格しやすくなるというわけではありません。

後期入試まで受験する可能性がある場合は、最初から受験計画に入れておきましょう。

専願入試で不合格だった場合はどうする?

専願入試を考えている生徒や保護者の方には、ここもぜひ知っておいてほしいと思います。

専願入試で不合格となった場合でも、その後の前期入試を受験する選択肢があります。

同じ高校の前期入試にもう一度挑戦できる学校もありますし、別の私立高校を受験することも考えられます。

さらに、公立高校を受験するという選択肢もあります。

例えば、

専願入試:私立A高校
↓ 不合格
前期入試:私立A高校、または私立B高校
↓ 必要に応じて
公立高校一般入試

という受験計画も考えられます。

ただし、学校によって再受験の可否や出願条件が異なるため、必ず確認が必要です。

また、西南学院高校では、専願入試を受験した生徒が前期入試に再挑戦した場合、一定の条件のもとで専願と前期の各教科の得点を比較し、高い方の得点を使って再度選考する仕組みもあります。

こうした制度を知っておくことも、受験校選びでは大切です。

私は、専願入試を受験するのであれば、

「合格したらどうするか」だけでなく、「不合格だったら次にどこを受験するか」も先に考えておくべきだと思います。

これは、不合格になることを前提としているわけではありません。

どんな結果になっても、次の受験に向けてすぐに行動できるようにしておくためです。

最後に。専願入試は「受かりやすいから」だけで決めないでほしい。

今回は、福岡の私立高校の専願入試・前期入試・後期入試について説明しました。

一般的に専願入試には合格判定での優遇があり、高校によっては費用面でのメリットもあります。

これは私立高校を考えるうえで、ぜひ知っておいてほしい情報です。

ただ、最後にもう一つ。

私は、受験校を選ぶときに、合格の可能性だけでなく、本人が本当にその高校へ行きたいと思っているかを大切にしています。

専願入試は、合格すればその高校への進学が決まる受験です。

「受かりやすそうだから」という理由だけで決めてしまい、入学してから後悔してほしくありません。

高校受験は、合格することがゴールではありません。

その高校で、どんな3年間を過ごしたいのか。

そして、高校卒業後にどんな未来を描いているのか。

そこまで考えたうえで、本人が納得できる高校選びをしてほしいと思っています。

福岡進学塾でも、一人ひとりの希望を大切にしながら、合格に向けて本気で向き合っていきます☆


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